ホルモン焼きのお店などで「コリコリ」という、かわいらしい名前のメニューを見かけたことはありませんか?コリコリという名称からは、何となく歯ごたえがコリコリしているのかなと想像できますが、コリコリはどこの部位なのでしょうか。
今回は、ユニークな響きが気になるホルモンのコリコリの部位や特徴、美味しい食べ方などについて解説します。
ホルモンのコリコリとは?
ホルモンのコリコリはどこの部位なのでしょうか。早速、コリコリの部位からご紹介します。
コリコリは心臓につながる大動脈
コリコリは、牛や豚の心臓につながる大動脈にあたる部位です。大動脈は、心臓から送り出される血液を全身に運ぶ血管であり、血圧に耐えられるように厚みがあり、非常に強い弾力があります。
ハツモト、タケノコの別名も
ホルモンは好きだけれど、コリコリという名前は聞いたことがないという方もいるかもしれません。実は、コリコリは「ハツモト」や「タケノコ」といった名称で呼ばれることもあります。
心臓を「ハツ」といいますが、コリコリは心臓から出ている血管であるため「ハツの根元=ハツモト」と呼ばれることがあるのです。また、コリコリは弾力があるため、カットする際に格子状の切れ目を入れる場合があります。この見た目がタケノコに似ていることから、タケノコと呼ぶ地域もあるようです。
コリコリの特徴
コリコリは、心臓につながる大動脈の部分であり、ホルモンの中でもわずかしか取れない希少な部位です。
コリコリの由来はその食感から
ホルモンには、見た目の特徴から名づけられているものが多くありますが、コリコリは見た目ではなく、食感に由来した名称です。コリコリとした歯ごたえが、コリコリの最大の特徴だといえます。
低カロリーで淡泊な味わい
ハツは赤い色をしていますが、ハツから出ているコリコリは白い色をしています。大動脈をはじめとする血管は、平滑筋などの筋肉やコラーゲンを含む組織で構成されているため、タンパク質が豊富でありながら、脂が少ないとてもヘルシーな部位です。また、味も見た目どおり淡泊であっさりとしており、特にクセもありません。
隠し包丁は必須
コリコリは非常に弾力が強く硬い部位のため、美味しく食べるには隠し包丁が欠かせません。表面に格子状の切れ込みを入れると、コリコリとした食感を残しつつ、噛み切りやすくなります。また、隠し包丁には、味を染み込みやすくする目的もあります。
コリコリと他のホルモンの違いは?
コリコリはホルモンの一種です。焼肉店などで人気のホルモンである「ミノ」や「ハツ」とは次のような違いがあります。
コリコリとミノの違い
ミノは牛の第一胃です。ミノも白っぽい見た目をしており、食感を楽しむホルモンである点は、コリコリと共通しています。しかし、コリコリに比べるとミノは脂が多く、厚みもあるため、脂の甘みとコリコリとした食感の両方を楽しめる点が特徴的です。
コリコリとハツの違い
コリコリはハツモトと呼ばれることもあるように、ハツ(心臓)につながる大動脈ですが、コリコリとハツは見た目にも大きく違います。コリコリが白色をしているのに対し、ハツは赤みが強い色をしています。
ハツも脂肪が少なく、あっさりとした味わいですが、コリコリに比べると肉の旨味を感じやすい部位です。また、食感はコリコリに似ていますが、繊維が細かいため、サクッと噛み切りやすい点が特徴です。
コリコリの美味しい焼き方

十分に火が通っていない状態では硬すぎて食べにくいため、コリコリを美味しく食べるには、しっかりと火を通すことが最も重要なポイントとなります。
まずは、片面を強火で炙り、表面をカリッと焼き上げます。すると、徐々にコリコリが反り返ってくるため、このタイミングで裏返し、しっかり中まで火が通ったらタレを付けて食べましょう。
ホルモン好きにおすすめの商品
今回は、ホルモンのコリコリについてご紹介しましたが、ホルモンにはさまざまな部位があります。伊達のくらでは、ホルモン好きの方にもおすすめのセットをご用意しています。
いろんな味と歯ごたえを楽しめる「ホルモン5種食べ比べセット」
コリコリは含まれていませんが、5種類のホルモンをセットにした商品です。
・豚トロ
豚トロは、豚の首周りの部位です。ホルモン店でもよく提供される人気メニューで、シャキシャキとした歯ごたえと脂の甘みが特徴です。
・豚ハラミ
豚ハラミは、豚の横隔膜にあたるホルモンです。お肉に近い味わいで、臭みもなく、適度な弾力と脂の絶妙なバランスが人気の部位です。
・ミノ
牛の第一胃です。コリコリとした歯ごたえと比較的あっさりとした味わいが特徴です。噛むほどにお口の中に旨味が広がります。
・シマチョウ
牛の大腸にあたる部位で、テッチャンとも呼ばれます。表面が縞模様になっていることが名前の由来です。柔らかで適度な弾力があり、噛むほどにジュワっと染み出る脂の旨味が特徴です。
・アカセンマイ
牛の第四胃で、焼肉店などではギアラと呼ばれることも多いホルモンです。小腸に近い位置にあるため、牛の胃の中では脂が多く、柔らかさの中にもホルモン特有のコリっとした食感を楽しめます。
お家で手軽にホルモンの食べ比べ「ホルモン5種食べ比べセット」
噛むほどに広がる脂の旨味「大トロホルモン焼き」
牛の大腸であるシマチョウの中から、特に脂ののりが良いものを厳選し、少し大きめのサイズにカットして特製のタレに漬け込みました。ジューシーでとろけるような脂の旨味とプリッとした食感は、大トロの名に恥じない贅沢な味わいとなっています。
丁寧な下処理によって、ホルモン特有の臭みを抑えているため、ホルモン通だけでなく、ホルモン初心者にもぜひお試しいただきたい自信の一品です。
ホルモン焼きの王道を楽しむなら「大トロホルモン焼き」
まとめ
ホルモンのコリコリは、牛や豚の大動脈にあたる部位です。その名の通り、コリコリっとした食感が特徴で、脂肪も少なく、あっさりとした味わいのとりこになる人も少なくありません。
ホルモンは、部位ごとに見た目や味わい、食感が異なる点が魅力です。伊達のくらでは、職人が目利きした質の高いホルモンを、新鮮なうちに急速冷凍してお届けしています。
今回ご紹介した2商品は、ご自宅で焼くだけで専門店のような美味しさをお楽しみいただける商品です。ぜひご自宅で、部位ごとの味わいや食感の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?


